7 月 12 日は久しぶりの晴れ予報でした!
今週はまた雨の予報が続くので、この機会を逃してはいけないと思い、かねてから計画していたダム巡りを決行しました。
晴れ予報は嬉しい限りですが、気温が上がるとバイクではしんどいので、早朝 4 時半にアラームをかけ、前日の土曜日は 22 時頃から床についていました。
今回のダム巡りは天竜川沿いを北上していくルートで、船明ダム → 秋葉ダム → 佐久間ダムと、3 箇所を廻る計画です。
12 日当日は問題なくアラームで起きられ、朝食を摂り、着替え、万が一のことを想定して雨具を準備しているうちに日が昇り、5 時頃に一箇所目の船明ダムに向かいました。
船明ダムに向けて出発
まだ 5 時ということもあって、車通りはほとんどなく、快適に運転できました。
途中でガス欠なんてことになったら目も当てられないので、向かう途中でガソリンを満タンにしていきます(先週全然使っていなかったので 1L も入りませんでした)。
初めていく場所なので、マップは確認しましたが、ツーリングのために購入したインカムを通して Google マップの音声ナビをメインに走りました。
音声ナビの指示よりも手前の交差点で曲がったりもしましたが、無事船名ダムへ到着。
霧がかなり出ていて、十数 m 先ぐらいしか見えないような状態でしたが、バイクを船名ダム運動公園の隣に駐めます。
朝からダム巡りになんて来ている人は自分以外いなかったので、他の車はありませんでした。ただ、運動公園の方にはランニングに数人が訪れていました。
いよいよ船明ダムを見るために近づいてみると、
えっ
霧が濃く近づくまで見えませんでしたが、明らかに穏やかではない状態のダム。
思い出してみると朝方になるまでは大雨が降っていました。
今週末も天気予報は曇りか雨なので、いつまで経ってもダムにいけません。増水してるダムに近づくのは流石に避けたいです。
先週自分で言ったことも守れていません。
降ったあとで、時間も経っているので氾濫するという事はありませんが、大雨が降った日にダムに近づくというなんとも馬鹿なことをしてることに気が付きました。
今更気にしても仕方がないので、秋葉ダムへ向かおうとマップを確認しているところで、通行止めが発生していることに気が付きます。
幸い迂回ルートを使えば到達できますが、この迂回ルートが曲者でした。
秋葉ダムへ
船名ダムから秋葉ダムまでは十数キロ程度で、遠くもないのですが通常通れるはずの道が通行止めで、提示された迂回路は左はガードレールを挟んですぐ天竜川、右手には雨で崩れかけている崖の間を通る狭い道路でした。
崖はともかく、左側を走っているので川に突っ込むと死は免れなさそうだったので、ゆっくりと安全に運転しました。
対向車が見えると自分が今運転しているのが(車幅の狭い)バイクで良かったと何度も思いました。
水たまりや、崖から流れてくる水を通り抜けるたびにズボンにかかるので到着するまでにずぶ濡れになってしまいました。
また山中で冷え込んでいて、半袖の上に 1 枚ジャケットを着ているだけだったので凍えるかと思いました。
そんなこんなで秋葉ダムに到着しました。
寒すぎたので到着すると同時に持ってきた雨具の上を羽織りました。
当然のことながら、秋葉ダムも盛大に放流中でした。
やはりダムを見に来ている人はいませんでしたが、ダム関係者なのか数名は見かけました。
佐久間ダムへ
いよいよ最終目的地の佐久間ダムへ向かいます。
秋葉ダムからは 20km ほど離れていて、前述の通り狭い道を使うしかないので険しい道のりかと思いましたが、狭い道は途中で抜け出すことができ、橋を渡って対岸へ渡り、通行止めが発生していたところを越えると楽に走れました。
片側に一車線あり、左手が崖で右側が川になったので、気持ち的にもだいぶ楽でした。
なんの問題もなく、佐久間へ到着。
船明から佐久間にかけては山道なので民家も少なかったですが、佐久間に近づくと民家も増え、信号もあるので赤信号の間は少し休憩できました。
時刻は 7 時を過ぎ、日も出てきて良い天気になりました。
せっかくの最終目的地ということで、ダムの上から放流している写真を撮りました。
高さが伝わりにくいですが、船明や秋葉ダムに比べるとかなり高い位置から放流している気がしました。頑張って写真を撮ったのですが、自分は高所恐怖症なのでいくら頑丈に作られてるダムであっても不安が絶えず、ダムから離れるまで動悸が止まりませんでした。
水を貯めている側は穏やかなのですが、反対側はああなので、こちらがわ沿いを歩いて戻りました。
2 度とダムの上には行かないと思います。
帰宅
佐久間ダムまでのツーリングが終わり、いざ帰宅となりましたが、帰りは行きとは違って、船明や秋葉を通る必要がないので、西側の自動車道を通って、愛知県をかすめ、引佐 → 細江を通って戻りました。
天気が良くなって暖かくなってきたと思ったので、ジャケットの腕部分にあるベンチレーションを開けたのですが、完全に失敗で、自動車道を走っている間チャックがあたって痛かったです。
トリッカーは前傾姿勢をとるバイクはないので風をもろに体に受け、さらに高速走行にも向きません。
ただ普段自転車では通れない道で、車通りも少なかったので軽快に走れたのは楽しかったです。
今後自動車道を使う機会も増えそうなので、ウインドシールドを取り付けようか悩んでいます。